ブーケは元々フランス語で「花束」を意味するものです。由来にはいくつかの説がありますが2つご紹
介いたします。
1つ目は厄除けの役割を持っているという説です。昔、ヨーロッパではハーブは虫よけに使用されてい
ました。虫よけや厄除けのお守りなどの意味を込めてハーブを集めて花束にしたのがブーケでした。花
嫁を一生守ってくれるお守りとして、新婦がブーケを持つようになったといわれています。
2つ目は元々はブーケとブートニアはセットであり、儀式の一つだったという説です。男性が結婚した
い女性の家に向かう道すがら、野花を摘み取って花束を作り渡したことが始まりと言われています。
ブーケを受け取った女性は、返事がOKなら、もらったブーケの中から花を一輪抜いて男性の胸ポケッ
トに入れたそうです。これがブートニアの由来です。
ウエディングブーケの由来をご紹介いたしましたが、中世までは花輪が使用されていたり、厄除けが主
体だったりと、現在のウエディングブーケとは少し違うタイプのものが使用されていました。ウエディ
ングブーケが現在のような形になり結婚式の定番になったのは1840年ヴィクトリア女王とアルバー
ト王子の結婚式と考えられています。
ヴィクトリア女王は結婚式にギンバイカとオレンジの花を使った花冠を身に着けました。この花冠が時
代とともにブーケへ変化したと言われています。

かつての日本の結婚式は着物を着て行うのが主流でした。第二次世界大戦から20年後、高度経済成長
期頃(1960年代)になると洋風スタイルの結婚式が広まってきました。1960年代半ば頃から、ウ
エディングドレスとウエディングブーケという風習が広まったようです。